ビアンに吹き出した追い風がネットを変える前に

2015年11月。東京23区である渋谷区と世田谷区は、同性カップルに「パートナーシップ証明書」の発行を開始しました。

証明書受領の第1号は、2013年にすでに挙式を済ませている女優の東小雪さんと増原裕子さん。東さんは元宝ジェンヌですね。

証明書に法的な拘束力は無いものの、この証明書を持つカップルには、法的に結婚している夫婦と同等に扱うよう、区は事業者に求めて行くそうです。

これに対応して、ドコモやKDDIは証明書を持つ同性カップルに家族割引の適用を公表しました。

先進国の例から見ますと、日本のこうした面での対応はまだまだ遅れていますが、このような取り組みが始まったことの持つ意味は決して少なくありません。

今までは議論すら許されない風潮にあった=社会的に存在しないものとされていた同性カップルが、公の場に姿を現すことになったからです。

街にレズビアンが増え始めました

小難しい法的なお話はさておき、実際に街の中で仲良く手をつないで歩く同性カップル、とりわけビアンを目にする機会が確実に増えました。

日本の中でも影響力を持つ、東京23区の自治体の中から、同性カップルを社会的に容認する動きが見られるようになったことと、無関係ではないと思います。

これからはビアンも、東さんたちのように挙式を上げて祝福されるのが、当たり前の時代になる予感がします。

とはいえ、長いこと日本ではタブー視されてきたカップルであるため、その取り扱われ方には、いささか偏りがあったのも事実ですね。

現実の同性カップルとは別に、ビアンを好んで取り上げてきたのがアダルトビデオであることは、その一端を窺わせます。

男性目線で作られた、「ネコとタチ」をビアンが見ても、あまり参考になりません。

ビアンに関する有益な情報はネット上にもまだ、それほど出回っているわけではありません。

普通の出会い系サイトでビアンパートナーを探す

そうした事情から、ビアンに憧れを持ち、ビアンに欲望を抱いていても、現実にビアンと知り合う機会が無いまま、悶々としているビアンも決して少なくありません。

街で楽しげに手をつないで歩く同性カップルの姿を目の当たりにすればするほど、フラストレーションも高まりますね。

そこでお勧めしたいのが、異性カップル向けの大手出会い系サイトなのです。

異性カップルに興味の無いビアンにとって、出会い系サイトは無用なものに思われるかも知れませんが、意外に異性に興味の無いビアンが潜んでいます。

集まる理由のひとつに、大手出会い系サイトは異性カップルを前提とするため、料金等で女性は優遇されていることが挙げられます。

それで金銭にシビアなビアンが集まるようですが、なにはともあれ相手が最初からビアンだと分かれば、先に挙げたためらいを持つ必要もありません。

また、ビアンに追い風が吹き出しながら、簡単にビアンと知り合えない現状は、今後急速にビアンのための出会い系サイトを肥大化させて行く可能性があります。

そうなると現在の異性カップルのための出会い系サイトが抱えている問題点、例えば業者であるとか援助といった問題が、ビアンサイトにも押し寄せて来ると思われますが、まだその害に侵されていない現在の出会い系サイト内にある同性カップルのための掲示板は、ビアンにとって貴重な出会いの場を提供してくれます。