自分のセクシュアリティの把握、アピールはしっかりと!

レズビアンの間では略して「セク」と呼ばれることが多いですね。「あなたのセクは?」と聞かれて「セクってなんですか?」なんて返してしまおうものなら「なんだ、この人はノンケの冷やかしなのね」とその場で見限られてしまうかもしれません。

セクシュアリティとは「セックスにおける役割」のことです。大きく分けて3パターンにわけられますので、そのうちのどれかで答えておけばまず問題はありません。もっとも、その中からさらに細分化されることも多いので、きちんと全部の用語を把握しておくのが大事です。

タチ

性行為で能動的な側。歌舞伎の「立役(男役)」から。なお、外見や振る舞いが男性的とは限らず、いかにもおっとりとした大和撫子タイプの女性がこっちをやることもあります。どちらかといえば、少数派にあたりますのでタチのパートナーを見つけられた人は大事にしたいところですね。

ネコ

性行為で受動的な側。ネコのように寝っ転がって無防備なさま、からきているようです。SM行為でいうところのMに似たポジションですね。女性全体でみればSかMならM女性のほうが多いように、レズビアン業界でもネコのほうが多い傾向にあります。

リバ

性行為で能動的な側も、受動的な側もどちらもイケるというタイプ。どちらとでもなれる(英:liberty=(選択の)自由:reverse=逆・反対)の意から、タチでもネコでも出来ること、女性同士のセックスにおいて愛撫“する”ことと“される”ことを同時にすること。または相手により、タチ・ネコと立場を変えること。潜在的な要素も含めたら実はこれが大多数派かも知れません。

以上がおおまかなセク分類なのですが、それとは別に容姿・ファッションに関する分類もあります。

容姿・ファッションに関する分類

フェム

見た目・ファッションが女性的なビアン。「タチ」「ネコ」とは関係がなく、日本では「フェムタチ」、「フェムネコ」という言い方もされる。(対義語:ボーイッシュ) 北米などで「ブッチ」の対義語として使われる時は、カップルにおいて女役と見なされる方をさす。

ボーイッシュ

見た目・ファッションが少年的・中性的なビアン。「タチ」「ネコ」とは関係がなく、日本では「ボーイッシュタチ」、「ボーイッシュネコ」という言い方もされる。最近では、「ボイタチ」「ボイネコ」と音便を略して呼びならわされる。(対義語:フェム

この二つが合わさってさらにまたジャンル分けがされることも多いです。

さらなるジャンル分け

スカタチ(フェムタチ)

性行為で能動的な側であるが、スカートをはくなどフェミニンな衣装を好む人。フェミニンな衣服=スカートとも限らないことから、現在では同義語のフェムタチと言うことが多い。(反対語:ズボネコ、ボイネコ)

ボイネコ(ズボネコ)

性行為で受動的な側であり、ズボンを履くなどボーイッシュな服装を好む人(反対語:スカタチ、フェムタチ)。現在では同義語のボイネコと言うことが多い。

フェムネコ

性行為で受動的な側であり、スカートをはくなどフェミニンな衣装を好む人。

ボイタチ(ボーイッシュタチ)

性行為で能動的な側であり、ズボンを履くなどボーイッシュな服装を好む人。

さて、あなたは一体どのジャンルに当てはまるでしょうか?レズビアン交際そのものが初めてという場合は、まだ明確に自分の立ち位置がわからないかもしれません。そういう場合はきちんと正直に「初めてなのでまだ自分のセクがよくわかってないんです」と伝えましょう。そうすれば快く、あなたの「開発」や「発見」に付き合ってくれる先輩レズビアンがみつかることでしょう。